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カクテルバーでお持ち帰り暗示(3)

昨日までのやり方で、暗示の入りやすいトランス状態ってのに
彼女はなっている。

そのために、バーテンさんも含めて、3人でそれぞれお約束って
感じの会話をしてみた。
この方法、3人だから、2人のボケ・ツッコミより簡単で
何度も続けられるから、トランス状態に入りやすいんだ。

で。

いよいよ、暗示に入る。

と言っても、やることは簡単。
要はして欲しいことを一杯言う。

「眠くなぁ~る、眠くなぁ~る」

催眠術だと、必ずこんな言葉を何度も言うよね。
あれも暗示。

彼女をどうしたいのか。
言葉にすればいい。

ただ、あんまり難しい言葉だと暗示するのが
難しいから、簡単な言葉の方がいい。

今回は、「お持ち帰り」って言葉にしよう。

3人で話しているパターンの中にお持ち帰りって
言葉を一杯いれる。

それだけで、「お持ち帰り」暗示が完成しちゃう。

それも、暗示の都合のいいのは、
別に「こうしたくなる」なんて言わないでいいこと。

だってさ。
「お持ち帰りされたくなぁ~る」
なんて言っても、「ヤダ」って言われちゃうよね。

ここが催眠士との恋愛のときの暗示の違い。
彼女は暗示されたいと思っていない。
それでも、暗示をしちゃおうってワケ。

あ、どうやるか、の前に暗示の基本的な原理を説明しとかなきゃ。

暗示って、深層心理にひとつの言葉を一杯投げ込むってこと。

どんなに考えている部分、つまり、表層心理で考えても、
深層心理で逆のことを感じていると、深層心理が勝つって方法。

たとえば、子供の頃の夏休みの宿題計画。

夏休みが始まる前は、毎日これくらいやると、ちゃんと終わるって
計画をちゃんと立てる。
ちゃんとその計画通りやるつもりだった。

それなのに、夏休みが終わったら宿題か゜半分以上残っている。

そんなことがおきたりする。
それは、表層心理がいくら計画を立てても、
深層心理では宿題なんてしたくないって言っているから。

それと同じで、表層心理で「お持ち帰りなんてダメ」って思っていても、
真相心理が「お持ち帰りオーケー」と思ってもらえばいい。

そのためには、「お持ち帰り」って言葉をとにかく一杯言って、
深層心理まで投げ込んでしまうこと。

都合がいいことに、深層心理は否定形は理解できないんだな。
否定形は肯定形として理解しちゃう。

夜遅く試験勉強をしているとき。
「寝ちゃダメだ、寝ちゃダメだ」
と呪文のように唱えるとね。

深層心理は否定形が理解できないから。
「寝ちゃえ、寝ちゃえ」
と呪文を唱えているのと同じになっちゃう。

すっかりぐっすり寝て、気が付いたら朝、なんて経験ないかな。

それは、深層心理が否定形が理解できないから。

これは、もちろん、お持ち帰りでも使える。

「今日ね、本当は、このきれいな方をお持ち帰りしたいんだ。
でもね、お持ち帰りできないと思うんだ。どうかな?」

なんてバーテンさんに言うんだ。

「こんなことを言っていますがどうですか?」
なんて、バーテンさんが彼女に聞くと、
「もちろん、お持ち帰りなんてさせません!」
なんて、きっぱり言われてしまう。

「えぇっ、お持ち帰りできないの?
もしかしたら、お持ち帰りできるかも・・・って思ってたのに。
ちょっとくらいは、お持ち帰りさせてもいいかなって無いの?」

「まったくありません!」

こんな具合に、お持ち帰りはありえない。
って話を延々すればいいんだ。

お持ち帰りはダメって、言われたら、「しゅん」としよう。
すると、彼女「ダメ」って言うのが気持ちよくなる。

だって、何度でもお持ち帰りしていい?って聞けるように
するには、聞かれたら彼女が楽しくなるパターンにしとけばいい。

ずっとお持ち帰りの話ばかりってワケにもいかないから、
別の話もする。
で、ある程度話をしたところでまた聞いてみる。

「そろそろ、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、
お持ち帰りもいいかな、って思わない?」

「ぜーんぜーん無し!」

「がっくし」

なんて具合に何度もチャレンジでダメ出しをもらうんだ。

すると、どんどんと深層心理にお持ち帰りって言葉が
たまっていく。

これだったら、会話の中に「お持ち帰り」入れ込むの簡単だよね。

さて、そんなことをして、「お持ち帰り」の暗示が完成した。

いよいよ、お持ち帰り実行をしよう。

その話は、また、明日ね。