エッチの話をしよう。
と言うのは、いい関係になってきたとき、
エッチな話ができる相手というのは強いんだ。
どんなに仲が良くてもエッチな話がないと、
ふたりでエッチするという感覚を彼女が持ってくれなかったりする。
そうすると、言われてしまうんだよね。
「あなたは、いい友達でしょ」ってね。
友達で終わるか、恋人になれるかは、エッチな話ができるかどうか、
っていうのはちょっといいすぎだよね。
ただ、ひとつの要素ではあるんだよね。
で、今日語るのは、男のエロと女のエロの話。
男のエロは簡単で単純明快。
エッチなシーンをそのものずばり、
見たとおり話せば、エロっぽくなる。
「いやぁ、彼女って本当にいい体していてさ・・・」
これで十分だよね。
でも、同じ話を女性にしても感じたりしない。
感じないどころか、嫌悪感を示されたりする。
エロの感じる場所が違うんだよね。
女性が感じるエロっていうのは、
もっと遠まわしな話。
たとえば、エッチの現場の話をするとしよう。
「そいつがね、言うんだ。公園でのエッチって最高だよって」
「ええっ、公園?」
「そう。季節は初夏、海が近い公園での夕暮れが終わった後。
周りはみんなカップルばっかり」
「へぇ~」
「日が沈む前は、みんなもたれかかって夕日を見ていたんだよね。
ロマンティックな感じ・・・でもさ、日が沈んで暗くなるとさ。
周りの雰囲気が妖しい・・・あれ、そんなことに手を入れちゃって、
なんて感じになってくる」
「うふふ」
「そりゃ、そういう展開を全く考えてなかったワケじゃないけどさ。
なったらいいな、と思いつつ、そんなこと、できないし、って」
「手、出しちゃったの?」
「最初はさ、『寒くない?』って聞いてさ、『ううん』って彼女。
でも、こっちおいでって言って、肩を抱いて密着するようにしたワケ」
「へぇ~、それで」
「彼女もちょっとしがみついてきたりして・・・嫌がっていないんだ。
だからさ、ちょっと大胆になってさ・・・すーっと、触ってみて」
「ええっ、どこを?」
「どこって、肩だよ、肩・・・肩から腕にかけて、
途中から素肌が出ているから、すぅーっと、そしたらさ」
「そしたら?」
「彼女、びくんってするんだ」
と、こんな具合に話す。
男に話すときは、こんなところはスキップして話さないよね。
もっと先の、エッチなシーンになってからの話をする。
女の子に話すときは、こんなところを省略しちゃ駄目。
一番大切な部分なんだ、ここ。
まだエッチな話に入る前のどきどきする気持ち。
ここが一番感じるポイントなんだ。
あとは描写をできるだけ微細にすること。
「シャツの下から手を入れようと思ったらさ、
ワンピースみたいで入らない・・・仕方ないから、
どこか入れないか探したんだ、脇はどうだろうとか、
結局さ、スカートの所しか駄目だとわかってさ・・・」
本当にどうでもいいことでも、ちゃんと順番に描写しちゃう。
そのもどかしさが彼女をエロい気持ちにさせるんだ。
微細に描写すると、するだけ彼女の頭の中にエッチな状況が
作られていく・・・それがエロい気持ちにさせていくんだ。
女のエロというのは、このイメージが大切。
だから、イメージが持てるように、微細にのんびりと描写していく。
これができると、どんなエロい話でも
彼女はエッチな気持ちで聞いてしまうものなんだ。

