最初に言っとくけどさ、俺って女好きな訳よ。
毎晩でも違う女、それもとびっきりいい女とセックスして
行きたいと思っている、マジで。
これから話す内容はさ、俺みたいな女好きな男にだけ
関係する話だから、もし、そうじゃないから、読まなくていいから。
えっ、お前の話を聞きたくて、このメールを読んでいるんじゃないって?
すまんすまん。
天野氏の恋愛の話を聞きたいから、下のほうへずずっと、
読み飛ばして、「恋愛秘訣」って書いてあるとこまで、
行ってほしいな。
ま、俺と同じ女好きな男なら、ちょっと時間を割いて
俺の話を聞いてくれ。
いいか、今の俺は正直、理想の生き方に近づいているんだ。
そう、女を抱きまくりに近い。
女から見たら、そりゃ、とんでもねー男だろうね。
「愛している」なんてただ「やりたい」と同意語だと思って使っているんだらね。
たださ。
俺だって、少しはポリシーってものがある訳よ。
なんでもありって男じゃない。
そりゃ、男としての性欲を満たすためには、
あちこちの女に後先考えずに手は出している。
しかし、それは大人の男と女。
どっちが悪いって話じゃない、ってものだろ。
だけどな。
世の中にはびとい男がいてな。
女は金を運んでくるシモベだと思っている男がいる。
実は俺の2年先輩の男が、そのタイプの男でな。
俺にとっては、いや、普通の男にとっても、
女にとっても天敵としか言いようが無い。
それこそ、そこらで売っている数万円の安物の宝石が、
奴にかかると、百万以上の高級品に化ける。
悪徳商法をやっているのさ。
ほら、芳賀健二ってタレントが捕まっただろう?
あれと同じことをしている。
ただ、奴が芳賀健二なんかと違うのは、
巧妙に逃げる道を持っていることなんだ。
奴のやり方は女を騙して金を取り上げるが、
同時にセックスで快楽を与えておくから訴えられることはない。
そんな話をすると、でぶったおばちゃん相手の仕事じゃないかと
勘違いするかもしれないがさ。
奴の客というのは美人だけだというんだ。
女は美人の方が金を集めやすいというのが、
奴の主張でな、ブスとかおばさんは相手にしないそうだ。
「私はモテるのよ」なんて思っている女の方が、
間違いなく金になるし、セックスするのも嫌じゃない。
そんなことを奴はいうんだ。
許しがたいのは、奴にとってはセックスはただの
逃げ道でしかないこと。
女好きな俺からすると、それ自体が許しがたいことなんだ。
しかし・・・しかし、だ。
正直に言っしまおう。
その許しがたい、その男というのが、
俺が好き勝手に女と遊べる原因になった男なんだ。
元々、俺は女好きだが、ほとんど女にモテたことがない男だった。
「あー、セックスしてぇ」といつも嘆いているだけの男だった。
そんな男にとって、女に何でも言うことを聞かせてしまう奴は、
魔法使いじゃないかと思ってしまう訳よ。
で、俺は「嫌な奴だなぁ」と思いつつもさ。
その秘訣を聞いた訳さ。
そしたらさ。
「女が何を求めているか、お前分かる?」なんて聞く訳よ。
それが分かれば苦労しないだろ。
「それが分からないようじゃ、無理無理」と断定されて、
そう言われるとなおさら知りたくなるだろ。
俺は食い下がって聞いたよ。
「そんなの当たり前のことだろ、女の欲だよ、欲」
言っていることが当たり前すぎて、
答えになっていないと思うだろ。
「いいか、女の欲。それだけ見ていれば、
女が何で動いているか見えるだろ」
それだけで分かれば、苦労しないぞ。
「それじゃおまえ。女の欲の引き出し方分かるか?」
・・・分からん。
「誰にも止められい女の本能は見たことがあるか?」
・・・ない。
「女と10分話すだけで泣き出すほどの話し込んだことはあるか」
・・・ない。
「女が男を感じる一瞬が何か分かるか?」
・・・分からない。
悔しいことに、何もかも答えられなかった。
しかし、ここまでコテンパンに俺が何も知らないと
分かられてくれた奴には感謝したよ、実際。
何を知らなければいけないのか、
そのとき初めて分かったんだからな。
それから俺は、奴に女の落とし方を聞くのは止めたよ。
だって、そうだろう。
俺は奴に比べて何も知らない。
つまり、大リーガーと公園で三角ベースをやっている子供ぐらい違う。
そんな奴に、女の落とし方を聞いたところで、
わかるようになるまで教えてくれるはずがないだろう。
そのくらいは俺はバカじぉないから分かる。
だから、俺は、奴の手下に成り下がることを決めたのさ。
女から金を搾り取って、裕福な暮らしをしている奴。
その奴がもっと女から金を搾り取りやすく手伝うこと。
それが俺が取った作戦だ。
確かに、あの頃の俺は女の欲はよく分からない。
しかし、男の欲は同じ男だから分かる。
特に奴の欲は単純なくらい単純。
金だ。
金がもっと儲かるようになりたい。
そのくらいは分かる。
その手伝いをしたいという俺を奴は断れるはずがない。
そう踏んだんだ。
その読みは的中した。
そして、俺は奴の指示することを忠実に実行していった。
そして、奴がどうやって女を思い通りに動かすのか、
目の前で見ながら学んでいった。
女はさ、自分の中にある衝動にあがらうことができないものなんだ。
なんで無駄だと分かっていても、
「あなただけ」という男の言葉を信じるのか。
それは、その言葉が女の中の衝動を生み出すからだ。
その衝動がおきた瞬間に、女は自分がコントロールできなくなる。
これが、キャバクラにハマる男と、
ホストにハマる女の違いだ。
男は給料のほとんどを貢ぐかもしれない。
しかし破産するまで貢げる男は少数だ。
女は貢ぎだしたら簡単に街金に借金してでも
貢ぎまくる。
その衝動を止めることはできない。
そんな女の特性を利用しているのが、奴ら悪徳商法の連中だ。
なんだ?
そういうおまえだって、仲間だろ、と言いたそうな顔だな。
確かに一時は奴の手下になって詐欺の片棒かついださ。
しかし、女を思い通りにする方法さえ分かれば、
奴なんて必要ない。
奴が言い訳できないくらいの証拠を集めて、
警察に垂れ込んでやった。
当分奴はシャバには出てこれないだろう。
いいきみさ。
女はさ、ちょっとくらいセックスしたところで駄目になってならない。
いやいや、燃え上がるようなセックスをすれば、
もっときれいになっていく。
だから、俺のやっていることは、女の敵なんてものじゃない。
金をとったりしないしな。
俺がやっているのは、数いるいい女から、一晩一緒にすごす女を
選んで、最高に燃え上がるセックスをしているだけだ。
奴は教えてくれなかったが、奴の手下をしているときに、
いかに多くの女と簡単に接することができるか研究したことがあった。
やはり、衝動を刺激するといっても、簡単にできる女と、
難しい女が間違いなくいる。
だから、多くの女と接してその中から奴の犠牲者になる女を選んでいた。
今は、ただ、セックスをするだけだから、そんなに難しいことはない。
まぁ、女なら3人に2人は、どうにでもすることができる。
そのくらいセックスをするだけなら簡単な話だ。
しかし、当時みつけた多くの女と接する方法は、
俺の好みの女と知り合うために有用な方法だ。
なぜか男は、その場所を女と知り合う場所に使おうとは考えない。
実にもったいない話だ。
その場所と奴から教わった女の衝動を突き動かす方法。
このふたつさえあれば、毎晩だって
最高の女と燃え上がるセックスを楽しめるはずだ。
しかし、今まで俺ひとりで独占していたこの方法。
さすがに俺だけでは、もったいないんじゃないか。
そう考えてきた。
ただし、奴みたいに悪徳商法に利用されないように、
いくつかヤバイ部分は封印した。
最高の女と燃え上がるセックスをするのに
必要な方法だけを抽出したやり方を教えようじゃないか。
女ならみな持っている自分の中の衝動、
俺はそれを愛欲と呼んでいる。
女が自らを縛っている愛欲の罠。
それを知ることができたら、明日の夜から
最高の女と燃え上がるセックスが実現するからな。

